Nov 7, 2009

Skizze: フリッツの肖像写真(1941.9)


描こうと思っていて、ようやくupしました。フリッツの肖像写真のスケッチ。(1939年11月~1941年9月頃)騎士鉄ならではの(?)スタジオポートレートです。画面が小さいので略綬やら勲章やらで目がチカチカしました。不敵に笑っとります。

向かって右側: 
剣付スペイン十字章金章(Goldenes Spanienkreuz ※)1939年4月14日制定、8月10日公布
金、銀、青銅とございます。戦闘に参加した人は剣付で、直接戦闘に参加しなかった人には剣無が授与されました。彼は極秘任務に関わっており、スペイン内戦終結後の1939年6月まで授与を待たなければなりませんでした。この上にはダイヤモンド剣付金色スペイン十字章っていうのがあるのですが、空軍27人、陸軍1人しかもらっていません。

向かって左側: 
第1級鉄十字章(1939年9月1日制定)、
Uボート戦功章(U-Boots Kriegsabzeichen)は帝国海軍バージョン(1918年章※)

略綬(左から):
剣付2級戦功十字章(1939年10月18日制定※)、海軍4級勤続章(1936年3月20日制定)、
ズデーテンラント併合章(1938年10月18日制定)、メーメル返還記念章(1939年5月1日制定※)
剣付スペイン従軍章(1938年※)

ボタンホール: 第2級鉄十字章(1939年9月1日制定)
首周り: 柏葉付騎士鉄十字章(1940年6月3日制定)
袖章: 海軍大佐時代のもの。


解説
フリッツがつけているのはカーブしているタイプなんですが、要はこれは正式なものではなくオーダーメイド品です。彼のように、引っかからないのが良いから…ということでわざわざ作らせたリッチな人もいました。

1次大戦で廃止されたのでは?と疑り深く(笑)調べたところ、手元の資料(洋書)に1930年代初期~1940年代に作られたバッジがありました。この頃のものはピンで止めるようになっていました。

戦功十字章と鉄十字は1941年9月28日から併用が可能になりました。
スペイン内戦(1936年7月17日~1939年4月1日)に従軍した軍人が授与されました。
メーメルは現在のリトアニアのクライペダ。1次大戦で負けたのでリトアニア領にされていたところを、1939年3月22日にドイツが再び東プロイセンに併合しました。

ひとりごと
2次大戦に入ったら大海艦隊戦功章やら巡洋艦戦功章やらダイヤモンド付Uボート戦功章やら色々出てくるんですね。フリッツの場合、メーメル後は陸上勤務になっていますので上記のバッチは1939~1941年の間にはもらえません。こういう事情なもので、いろいろ難しかったです。なので大目に見てあげてください(笑)

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