Elser's original poster
Hello all,
I watched the German film "Elser – Er hätte die Welt verändert" at cinema. I’ve already knew about Georg Elser from some books, documentary films and other fiction movie, but it became one of a biopic which I felt great. Director Oliver Hirschbiegel did great work again. My mind was able to receive the strong sense of their mission. I thank to him and his crew members.
Each Uniforms were correct. Müller and Himmler are remaking from the stand-up collar to the open-necked collar, etc. Each actors face were similar with each RSHA officers. Maybe I found Heydrich at a projection room. Führer's voice was real voice? The actor's modest acting was effective. If Führer appears many times, we would be fed up.
Of course, Gestapo's Sphinx didn't laugh. Johann von Bülow played the evil man Sphinx! I know that he is nice actor, and also I know that his house is the Mecklenburg nobility(Mecklenburgischen Uradelsgeschlecht). I was so surprised. It was good acting, so was really scary. Nebe was...yes, looks good man from a first impression because he joined in 20 July plot...Well, Don't forget that Nebe had managed the persecution policy.
Before I painted this very scary Sphinx, Gestapo leader Heinrich Müller.
Sphinx - The horror man ~ History Notes by Kumiko Sakaki
Above all, Elser was natural man. This was wonderful. Christian Friedel is nice actor and really good musician, too! However we have to remember that Elser bomb killed 8 people without Hitler.
I was able to learn from this film. The people of coming ages would decide what was right. It might be terrible, but also interesting. Well, It was good that I've read the book "Killing Hitler" which was written by wonderful author and my friend Roger Moorhouse.
By the way...There's a thing which I don't know. Who was SS Obergruppenfuhrer(played by Simon Licht)? He has Pour le Merit.
I thought from the movie...
The seeing part is important, but also the unseen part is important for storytelling. Especially, most important is understandability.(Though I prefer the complexity...)
I feel that I have to do my work.
(日本語で)
映画館で 「ヒトラー暗殺、13分の誤算」という酷いタイトルをつけられた「Elser – Er hätte die Welt verändert(エルザー-彼は世界を変えたかもしれない)」を見ました。
既にいくつかの本やドキュメンタリー映画や他のフィクション映画からゲオルク・エルザーがどんなことをしたのかは知っていましたが、本作は力作だと感じた伝記映画の一つとなりました。「ヒトラー最後の12日間(この邦題もナンダカナ)」で知られる監督オリヴァー・ヒルシュビーゲルは素晴らしい仕事をし、彼らの強い使命感を受けとることができました。私は監督と彼のクルーに感謝します。
其々の制服はさすがというか綿密に考証されていました。以前、ゲシュタポ・ミュラーを描いたことがあったので、ミュラーやヒムラーが本来詰襟の制服を開襟型の制服へと改造している所(元から開襟型制服を着ている時も勿論ある)も、国家保安本部の警察出身者特有の妙なツーブロックも再現されていました。あの髪型でオフの時どうやって過ごすんだろ(汗)
俳優さんたちも実在の人物に結構似せたり、似た人を起用していた(ネーベ、ミュラーを除き)ので、説明が無くても「あ!あいつか」と分かる人もいました。多分、映写室にハイドリヒが居ました。総統の声は本当の声を使っていたようでしたが...総統役の俳優さん(顔もほとんど出ない)の控えめな演技は効果的でした。何回も総統が出てきたらうんざりしてしまうかもしれなかったです。
もちろん、ゲシュタポのスフィンクスは笑っていませんでした(笑)ヨハン・フォン・ビューローは、邪悪なゲシュタポの長スフィンクスことハインリヒ・ミュラーをよく演じていました!彼の家はメクレンブルク貴族なのですが、不気味な良い演技をされていたので本当に怖かったです。
アルトゥール・ネーベは情の通った人物として描かれていましたが、これは恐らく、後の総統暗殺未遂事件(7月20日事件)で処刑されたからかも?ネーベが迫害政策に関与していたことを忘れそうになるくらい、第一印象はいい人(ミュラーよりマシ)に見えました。
特に良かったのは、主演のクリスティアン・フリーデル。彼はミュージカルにも出演する俳優でありミュージシャンとして自分のバンド活動もしている人。だからなのか、映画では歌の場面がちょくちょく出てきます。彼のおかげで素直な気持ちのままエルザーという人物を観られました。ただし、エルザーの爆弾でターゲット以外の8人の方が亡くなられたことは忘れてはいけないと感じます。
主役エルザーの暗殺計画の動機が伝わりにくいという感想を見かけたのですが、これって(劇中の)エルザーが自分の感情を表現するのが不得意だから? 変わっていく故郷の風景を見ながら、
「ああ、そうか。もやもやした原因はこれだ」
と自覚して、
「自分には思想とかそういうのは特にないけれど、こういうの何か嫌だ」
と、ぎこちないながらも(ドラマティックにする気はなく)黙々と行動を起こしたんだなあという解釈で観ていたので、そういうふうには感じませんでした。これは予め、エルザー事件を聞いたことがあるかないかに関わってくる事ですから断言はできませんが。ドラマチックである必要はないとする作る側の気持ちと「映画的に」ドラマを期待しちゃう観客との温度差でしょうか。
歴史だけではなく、ストーリーテリングまでこの映画から学ぶことができました。何が正しかったのか?は後世の人々が決めることになるでしょう。その解釈は酷いことになるのか、面白いことになるのか、微妙な出来事には予測が付きません。一方では英雄、一方ではテロリスト等々。映画を見る前に、素晴らしい著者であり私の友人ロジャー・ムーアハウスによって書かれた著書「ヒトラー暗殺」を読んておいて良かったです。
ところで、よく分からない人が居ました。 サイモン・リヒト演じるSS親衛隊大将は誰だったのでしょうか?プール・ル・メリット章をぶら下げていた人です。乱暴な役でした...無礼者、名を名乗れ~~!
(個人的な独り言や映画の筋に影響する箇所はできるだけ省略致しました)
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