皆さま、こんにちは。
私の歴史小説に登場する主人公の髪色は鳶色(Auburn)です。この設定の理由を説明するにはもしかするとファンタジー要素(話した方はご存知ですが 笑)が入ってきますので控えますが、鳶色ってどんな髪?をご紹介したいと思います。(意訳ですが 汗)
鳶色(オーバーン)は、赤褐色の髪と言われます。 「赤褐色」という語はラテン語「alburnus(オフホワイト)」に由来する古フランス語「alborne」が語源で、それは「金髪」であるということを意味し、英語で赤褐色が最初に記録されたのは1430年でした。
赤褐色の髪の原因となる化学色素には、茶色正常メラニンの高水準によるフェオメラニンがあります。赤褐色の髪は北部と西部ヨーロッパ系の人々の間でかなり一般的なものですが、別の場所では珍しいです。
栗色や茶色の間に赤褐色があり、その多くは赤みがかっていますが、赤褐色は栗色によく似た赤褐色です。時々、この2つは取り違えられますが、赤褐色の髪はより赤い色素を含み、割に栗色の髪は「赤茶色」と呼ばれています。 カラーリング剤を記述する際に「赤褐色」は赤毛(例えば「金褐色」)より暗いニュアンスの同義語として、よく間違って使われています。
赤褐色の髪は、例えばスカンジナビア、アイルランド、イングランド、スコットランド、ドイツ、ベネルクス諸国、フランス、ポーランド、ロシアといった、北ヨーロッパ諸国で最も多く発生します。この髪色は、さらに南で、そして、南東ではもっと稀で、時々南ヨーロッパ(スペイン、ポルトガル、イタリア)や北アフリカ(レバノン、西シリア、パレスチナの領域、ヨルダン、北イラン、中部イラン、時々中央アジア)で発生することがありえます。16~20世紀にかけてのヨーロッパからの移民によって、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、シベリア、その他の国でも見つかります。
この髪色を持つのは、北ヨーロッパ(イギリス、スコットランド、アイルランド、ドイツ、スカンジナビア、ポーランド、ロシア)移民の子孫であり、オーストラリア、カナダ、アメリカ合衆国でも見られます。
また、ラテンアメリカ、特に南ブラジル、アルゼンチンやウルグアイでもごく少ない数で見つかりますが、やはり、北ヨーロッパ系移民の影響によるものです。この色は時々、後の漢民族でなく台湾の先住民の間で見られます。
赤褐色の髪は、大部分が色白で淡い眼の色(青、灰色、緑、はしばみ色=hazel)と関係しています。 しかし、多くの赤褐色の髪の人々は茶色の目をしています。
0 comments:
Post a Comment