Showing posts with label . Show all posts
Showing posts with label . Show all posts

Jan 5, 2019

ハイミートの小説「シュトルードルホーフ階段」に因むラベンダーの香り

Photo No.Pf 2529 D1 from Österreichische Nationalbibliothek 

突然ですが、このお方は誰でしょう?

・6兄弟の末っ子
・1902年クントマンガッセギムナジウム(Gymnasium Kundmanngasse)
・10代の頃、家庭教師のAlbrecht Reif先生と同性愛体験
・同時に売春宿初体験をし、サドマゾ傾向が顕著に現れる
・1914年マトゥーラ後、ウィーン大学の冬学期に在籍。
・1915年4月一年志願兵として竜騎兵連隊第3「ザクセン王フリードリヒ・アウグスト」で基礎訓練を受ける。
 (K.u.k. Niederösterreichisches Dragoner-Regiment „Friedrich August König von Sachsen“ Nr. 3)
・1916年1月半ばガリツィアの歩兵連隊に配属。
・1916年7月12日ロシア軍にとらえられ、捕虜となる。
 シベリア捕虜収容所抑留中に作家になることを決意。

Feb 9, 2018

ハンガリーの知人からキシュ・ヨージェフ(Kiss József)に関する補足を伺う。

皆様こんにちは。さかきです。
さて、私がイラスト業のかたわらで、ライフワークの一環としてオーストリア=ハンガリー帝国の歴史や服飾を学んでいる件はご存知かと思います。
twitterでお世話になっているハンガリーのイムレさんにも「1848年のハンガリー革命から今年で170周年」と伺いました。実は私、オーストリア=ハンガリー帝国航空隊のキシュ・ヨージェフ(Kiss József)の親類かもしれないキシュ・エルノーさん(Eleméri és ittebei Kiss Ernő)がきっかけでハンガリー革命に興味をもちました。

Jul 31, 2014

noteにマルセイユ大尉や第一次大戦オーストリア=ハンガリーのエースの物語など紹介しています。

こんにちは、さかきです。

 Diaryやtwitterの方ではお知らせしていますが、以前、運営中のマルセイユbotの中で紹介させて頂いた歴史家ジェームス·ディーン·サンダーソンによる歴史短編小説集「Behind Enemy Lines (1960)」の中のハンス=ヨアヒム·マルセイユ大尉の物語(個人的に翻訳したもの)「史上最高のエース」を折角ですのでnoteに載せてみました。翻訳とはいえ、人様の書かれたものですので迷いましたが、これがサンダーソンさんの他の短編を読んでみる一つのきっかけになれば嬉しいです。他にロンメル元帥の話などが収められています。

Feb 24, 2014

90歳のブレッチリーパークのベテランさんが69年間探している日本語の情報求 む!

こんにちは、さかきです。

唐突ですけどブレッチリーパークはご存知ですか?すっごく簡単に言っちゃうと、第二次世界大戦中、戦局を左右する情報をつかむためにドイツのエニグマ等を読み解くために結成された英国が誇る暗号解読センターのことです。(で、いいんですよね 汗)

ブレッチリーパークといえば天才数学者アラン・チューリング(Alan Mathison Turing, 1912.6.23 - 1954.6.7)。英国海軍はドイツ海軍Uボート部隊に対抗する為、チューリングをHut 8(ドイツ海軍のUボート暗号通信解読部門)に配属させ、チューリングはbombe機を開発し、その解読に大いに貢献しています。

戦後、英国立物理学研究所(NPL)に勤め、1947年にはマンチェスター大学でコンピュータの初期型「Manchester Mark I」のソフト開発に携わり、その頃に数理生物学への関心が沸いたようです。

ところが、1952年同性愛の罪で逮捕され、保護観察の身となってからはホルモン療法を受けて、1954年に42歳の若さで亡くなりました。検死では青酸中毒による自殺とされましたが、彼のお母さんや数名の友達は事故ではないかと疑っていたとの事。死してなお、謎に包まれた人物。

現在、かのベネディクト・カンパーパッチはチューリング役で撮影に入っているようです。「チューリングはがっしりした体形で、声は甲高く...(wiki)」つまりベネ様はワントーン高い声で喋るのか?

いや、本題はそうじゃなくて......前置きが長すぎました。
本題はブレッチリーパークのベテランさん からの頼みです。

 ソチオリンピック期間中、Twitterのブレッチリーパークポッドキャストの方から質問がありました。
「これは、どういう意味だと思いますか?書かれたのは1945年です(リンク )」
 ただし、私宛ではないツイートには1944年とあったので、1944年~1945年に書かれたものと言っていいでしょうね。
「雀(sparrow)のように見えますが、他の言葉かもしれない。日本語ですか?中国語ですか?」
ブレッチリーパーク・ジャパニーズセクションからの情報なので、日本のものだと思います
 といった返答。んぬぬ......
「(苦し紛れに)私の義父に聞いてみます。彼自身も習字が得意ですし、武家出身の彼の祖父は書家でもありました」

「とても親切なあなたのご対応に感謝します。我々のベテラン、ベティ・ウェッブ(Betty Webb)は69年もの間、この意味を理解することを望んでいました」

 その話はなんとまあ、BBC2チャンネルの一部でも取り上げられていました。

BBC2チャンネル英国の偉大な鉄道の旅「マイケル・ポルティージョは今週のエピソードでブレッチリーパークの秘密のヒーローやミルトン・ケインズを迎えます」

2013年エニグマのブレッチリーパーク退役軍人が再会。


 その件を義父に尋ねましたが、うーんとうなって「分かんないなあ」と答える。そうだよねぇ。私の場合、一度雀に見えちゃった段階でそれにしか見えないしさ(ガーン)

 義父はそのうち「ひょっとしたら」とペンタブレットを取り出してスラスラと何か書き始めました。
花押の可能性があるね。普通に書いたらこうだけど(硬筆の字ね)花押は崩す。僕のはこんなふうに書く。(と実演)書の最後に書く自分だけのサインは人に読めちゃいけないんだ
 図が無くて申し訳ございませんが、なるほどと思いました。「花押」説には納得です。皆さんはどう推理されます?


 しかし何故ブレッチリーパークがこのようなしがないイラストレーターに暗号班の所持していた謎の文字をきくんだろうね? もはや戦後ではないにしても何か違わないか???何か間違ってる(笑)


 ベティさんは90歳。このベテランさんにほんの少しでも手掛かりを見つけられたらと願います。「これは!」という情報がございましたら、私のアカウントまでお知らせください。よろしくお願い致します。



余 談
 夫の曽祖父は、恩師・福沢諭吉の勧めでラトガース大学に留学して鉄道を学んだ他、上述のように書家であり刀の目利きをしていた人でした。別荘は犬養毅と隣同士で犬養が政治で疲れたときは彼の愚痴を聞いていたらしいです。
 その様子を垣間見えるエピソードを、某骨董屋さまがこんな面白い(記事 を書いてくださいました。

 店主さま、ありがとうございます!

Jan 7, 2013

クラウス・キンスキー 少年→戦争終結後 The young Klaus Kinski story(Translated)


Hi all,

Before I read about the young Klaus Kinski story. His teenage and Wehrmacht story was so exciting, so I introduce this for the Japanese fan. I'd like to thank for this site creator. If you can read in German words, please visit this site!

Hommage an Klaus Kinski

Nov 15, 2012

ヨッヘンは期待を裏切らない Jochen has never disappointed my expectation.


Hi all,


Yesterday I received new book “The Star of Africa” which is written by Author Colin D. Heaton and Author Anne-Marie Lewis. Though I have read a few pages yet, I can find Hans-Joachim “Jochen” Marseille’s specially bad (but wonderful) boy character. Of course, Historians would enjoy it, as well as various readers who are interested in WWII history...I felt so.

I wished to know about funny other episodes of Steinhoff and Jochen, so I've read around P17 with a sense of amusement at first. Jochen was drinking alcohol while watching the phone and so he was ordered to flight ban from his commander Oberst Herbert Ihlefeld. He has never disappointed my expectation, lol. He was a man who is impossible to hate. But well, Macki was not satisfactory…haha.

Anyway, I think I would enjoy this book slowly.


Oct 4, 2012

フォン・ヴェーデル中佐と彼の家 Memo about Erich Rüdiger von Wedel

I'm reading the book "Der Kommandeur by Heinz-Georg Wilhelm Migeod" very slowly. Though I've studied German words, my skill is poor...OMG.

When it's reading, I found certain young German officer who fought in WWI and WWII. The officer talked to him about Hermann von François in Schlacht bei Tannenberg 1914, etc.
Herr Migeod says that "The young cavalry officer who was wrapped in a veil" to him. Herr Migeod wrote "I met at POW camp with him". His name was Erich Rüdiger von Wedel(1892-1954) . He was a member of Jasta 11 of Richthofen.

So I tried to search von Wedel, and I found so sad article. Once his house "Grossgut" was very beautiful...but now it is broken.
Article: Grossgut

Sep 21, 2012

コルト・マルテーゼとリヒトホーフェン Corto Maltese and von Richthofen by Hugo Pratt



Hi all,

I just knew that Hugo Pratt's main charactor Corto Maltese plays opposite to Red Baron(Barone Rosso) Manfred Freiherr von Richthofen. It was interesting.  Especially, Platt's lines are so cool.

H・プラットのバンド・デシネに出てくる格好いい主人公コルト・マルテーゼ(Corto Maltese)、本当に素敵なんです。時は第一次世界大戦~ロシア革命の頃なので、この時代に興味がある方にもおすすめです。何せ、相棒がラスプーチンですし。レッド・バロンことマンフレート・フォン・リヒトホーフェンが登場します。

 

にほんブログ村 歴史ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へにほんブログ村 映画ブログ ドキュメンタリー映画へ

May 11, 2012

鳶色の髪 Auburn hair


皆さま、こんにちは。

私の歴史小説に登場する主人公の髪色は鳶色(Auburn)です。この設定の理由を説明するにはもしかするとファンタジー要素(話した方はご存知ですが 笑)が入ってきますので控えますが、鳶色ってどんな髪?をご紹介したいと思います。(意訳ですが 汗)

鳶色(オーバーン)は、赤褐色の髪と言われます。 「赤褐色」という語はラテン語「alburnus(オフホワイト)」に由来する古フランス語「alborne」が語源で、それは「金髪」であるということを意味し、英語で赤褐色が最初に記録されたのは1430年でした。


赤褐色の髪の原因となる化学色素には、茶色正常メラニンの高水準によるフェオメラニンがあります。赤褐色の髪は北部と西部ヨーロッパ系の人々の間でかなり一般的なものですが、別の場所では珍しいです。

栗色や茶色の間に赤褐色があり、その多くは赤みがかっていますが、赤褐色は栗色によく似た赤褐色です。時々、この2つは取り違えられますが、赤褐色の髪はより赤い色素を含み、割に栗色の髪は「赤茶色」と呼ばれています。 カラーリング剤を記述する際に「赤褐色」は赤毛(例えば「金褐色」)より暗いニュアンスの同義語として、よく間違って使われています。

赤褐色の髪は、例えばスカンジナビア、アイルランド、イングランド、スコットランド、ドイツ、ベネルクス諸国、フランス、ポーランド、ロシアといった、北ヨーロッパ諸国で最も多く発生します。この髪色は、さらに南で、そして、南東ではもっと稀で、時々南ヨーロッパ(スペイン、ポルトガル、イタリア)や北アフリカ(レバノン、西シリア、パレスチナの領域、ヨルダン、北イラン、中部イラン、時々中央アジア)で発生することがありえます。16~20世紀にかけてのヨーロッパからの移民によって、北アメリカ、南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、シベリア、その他の国でも見つかります。

この髪色を持つのは、北ヨーロッパ(イギリス、スコットランド、アイルランド、ドイツ、スカンジナビア、ポーランド、ロシア)移民の子孫であり、オーストラリア、カナダ、アメリカ合衆国でも見られます。

また、ラテンアメリカ、特に南ブラジル、アルゼンチンやウルグアイでもごく少ない数で見つかりますが、やはり、北ヨーロッパ系移民の影響によるものです。この色は時々、後の漢民族でなく台湾の先住民の間で見られます。

赤褐色の髪は、大部分が色白で淡い眼の色(青、灰色、緑、はしばみ色=hazel)と関係しています。 しかし、多くの赤褐色の髪の人々は茶色の目をしています。



にほんブログ村 歴史ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ヨーロッパ情報へにほんブログ村 映画ブログ ドキュメンタリー映画へ

Mar 31, 2012

Feb 22, 2012

映画監督アルフレート・ヴァイデンマン Alfred Weidenmann

(ああ、ケツ顎だ。。。)

皆さま、こんにちは。
Twitterで彼の名前が挙がっていたし、「アフリカの星」「カナリス」を撮った方なので調べてみました。ヴァイデンマン監督です。翻訳はアバウトなのでその辺ご了承を。フィルモグラフィは省略しました。

Oct 20, 2011

ヴィルヘルミナ女王がイタリア国王へ送った電報

オランダの新聞「De Tijd」から女王がサヴォイア家のイタリア国王へ宛てたメッセージ。オランダ語なので大分アバウトな翻訳です。


1940年5月11日 De Tijd紙の夕刊から 
民間人への戦争の惨禍を免れさせるために-ヴィルヘルミナ女王がイタリア国王へ送られた電報の内容は以下の通りです。

「私は陛下のサヴォイア家の高貴な感情に訴えます。オランダが厳正な中立国であるにもかかわらず、ある対立に関して訪問されました。あなたの高貴な感情は賛同されないよう伝統付けられた下で、一瞬も行使できなかったことはありません。私は陛下がその影響を使って下さることを願っています。戦争の惨禍から民間人を救うために、人類の基本原則がどんな例外もなく全ての交戦国によって尊重されるままでありますように」




にほんブログ村 イラストブログ プロイラストレーターへ にほんブログ村 歴史ブログへ にほんブログ村 漫画ブログ 漫画制作へ

Jun 2, 2011

From U-boote am Feind


This is the old WWII book about U-boat. I recieved it from my friend.
Very good book. Thank you very much for the send! it has many portrait of Kriegsmarine officers. it's so interesting thing.

May 26, 2011

Apr 19, 2011

From Signaal page


It's a part of the magazine "Signaal" in German WWII. Markから頂いたオランダ語版Signalから。兵士は大変そうだけど、書体がお洒落。